
保証期間を過ぎていたらこの程度の部品交換は自分で
突然「ファンが正しく動作していない」というメッセージが出て間もなく電源が落ちてしまうという症状が続きました。
背面からファンを覗き見ると、確かにファンが回りそうで回らない様子なので、棒の先で羽根をちょっとつついてみたら動き出し、しばらくしたらまた停まるという状況でした。

保証期間が過ぎていると修理代はかなり高くついてしまう
保証期間内であっても本体をサービスセンターへ送る必要は有ります。もちろん販売店経由も含みます。
保証期間が過ぎていると、部品代が3千円程度であっても人件費等がもろに掛かって来るので、買い替えの方が安いこともあります。
メーカーも販売店も、そんなに長く使わず買い換えてくれということなんでしょうか。
それで冷却ファンは通販で購入して自分で交換することにしました。これなら部品代だけで済みます。
交換そのものはいたって簡単
冷却ファンそのものはケースの背面に内側から4本のネジと1個のコネクタで取り付けられていました。
交換作業は文字通りドライバ1本で済みます。
普段からファンの清掃は必要 … パソコンでも同じ

上の写真では直前にOAブラシで払ったものの冷却ファンにはホコリがかなり付いたままです。
この小さなファンの羽根は軽いのでブラシを当てても空回りしてしまい、羽根の先端部はどうしてもホコリが残ってしまいます。
羽根にホコリがこびりついていると空気の流れは急激に悪化します。
このホコリを払おうとして息を吹き付けるのはやめましょう。
あまり効果が無いだけではなく、誤ってホコリを吸い込む恐れもあります。
このホコリを除去するには空気を羽根に強く吹き付けて吹き飛ばすのが一番いい方法です。
商品には大がかりなものからスプレータイプのものなどいろいろあります。
エアダスターとかブロアーなどという商品名が多いようです。
内部温度が上昇しすぎると他の箇所に不具合が出る
余談ですが、メーカーにノートパソコンの修理を依頼したことがあります。主たる原因ではなかったのですが、クーリングファンは時々掃除をしてくださいと指摘がありました。
狭いところに部品を押し込んでいるので空気の流れが悪いと急激に内部温度が上昇してしまい、別の所に不具合が発生する可能性が高いのです。

部品だって熱中症を起こすのね。小まめに掃除をすることが大切!
ケースを開けずにできる日常の清掃方法
ケースカバーを付けた状態で掃除するにはどうしたらいいでしょう。
エアーダスターを使うと埃が内部で舞ってしまうだけで、いずれまた積もってくるでしょう。
そんな時は掃除機で埃を吸い出すのがベストです。ケースを外す必要が無いので掃除も苦にならないでしょう。(それでもたまにはケースを開けて掃除をした方が良いです。)


【参考】保証期間外の場合の修理料金の目安-SHARPのホームページより-




(おわり)
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