私が住む地域はラジオの受信状況がよくないので、インターネットラジオを予約録音をするためのソフトをパソコンに導入しました。「ネットラジオ録音 X2」です。
ネットラジオ録音X2をインストール
無料版と有料版があります。
無料版は3日間フル機能が利用でき、それ以降は機能制限ではありますが継続して利用できます。
有料版は複数のパソコン(windows3台、Mac3台)にインストールが可能です。
インストールは難しいものではありません。詳細は取説をご覧いただくことにしてここでは省略いたします。
購入した場合はライセンスキーを入力します。

● メニュー「番組表」
まず「radiko.jp」か「らじる★らじる」を選択します。ここでは「らじる★らじる」について述べていきます。
「らじる★らじる」の場合は下図のように希望の地域名を選択します。次に番組表が表示されます。

放送中の番組の再生と録音
聴取したい番組をクリックします。その番組が放送の最中であれば右側のバーに「再生」と「録音」のボタンが表示されます(番組名を右クリックしても表示されます)。
すでに放送時間が終了しているものは背景が黒くなっていて選択できません。

「再生」をクリックして聴取します。
聴取しながら「録音」もできます。録音については次項目の「番組の予約録音」と同じですので参照してください。↓
番組の予約録音
番組表で予約したい番組を選択します。放送時間前なので右側のバーには「録音」ボタンのみ表示されます。

「録音」をクリックすると基本情報の入力欄が現れます。ここで保存のための録音名(ファイル名)、録音のスケジュール(一度だけなら不要)、録音終了後のパソコンの動作設定(シャットダウンするのかなど)を行います。
最後に一番下の「OK」をクリックします。
予約が正しくなされると番組名の背景色が変わります。上部メニューの「録音・予約中」のリストにも予約中として載るので確認できます。
これで設定した時刻に録音が始まります。

この画面はあくまで予約の設定。実際に予約がされているかの確認は「予約・録音中」を見てね。
録音の保存先設定と録音タイミングの調整
もう少し細かい設定を行うには、画面右上の下向き矢印をクリックして「設定」を選択します。


録音ファイルの保存場所
録音した番組は自動的にライブラリ(後述します)に保存されますが、別途「録音したファイルの保存先」で場所を指定することもできます。
さらに録音したファイルを自動的にエクスポートすることもできます。この際ファイル形式を指定することも可能です。
予約録音の開始と録音時間の調整
ネットラジオではある程度の時間的遅延が生じ、我が家の場合は番組開始が実際よりも20~30秒遅れます。
その間、前の番組の最後の部分が録音されてしまいます。
影響を受けるのは番組の最初と最後だけであり時間も短いので気にするほどではないのですが、気になるのなら録音開始時間を遅らせましょう。
< 画面右上の下向き矢印 → 設定 → 設定画面の中程より下 >


「開始タイミング」に遅らせる時間(秒)を入力します。録音開始時間を早めるには数値の前にマイナス(-)を付けます。
放送の時間(例えば15分)は変わりませんので、開始時間を遅らせただけ終了時間が延びます。
(上図では、番組のエンディングの音楽までは必要ないので録音時間の延長はしていません)
なお、この設定はすべての番組に適用されます。



ご利用のインターネット環境によって若干変動もあります。
実際に録音結果を聞きながら微調整してみてね。
複数の番組の同時録音が可能
受信に遅延が生じるので、録音番組が連続しているときは両方が被りそうですが、番組はそれぞれ独立して受信できるので心配はいりません。
また同じ時間帯の複数の番組を同時に録音できるので、重なっていても問題ありません。
● メニュー「録音・予約中」
上部メニューの「予約・録音中」では録音待ちや予約中、保存済の番組を確認できます。そしてそれぞれの番組について削除や変更などができます。
表示される「予約中」の一覧から番組を選択すると右側に「予約を変更」と「削除」のボタンが現れます。
「予約を変更」するといっても大した項目はありません。予約を取り消す場合は「削除」をクリックします。


● メニュー「ライブラリ」
録音された番組は自動的にこのライブラリに保存されます。再生はもちろんのこと編集やエクスポート、そして削除も行えます。


ただしこのライブラリ内のファイルは短期間で自動削除されてしまいます。
保存するのであれば録音番組の保存先(図5)でファイルの保存先を指定しておきましょう。
ただしこのフォルダは一つだけで、階層下のフォルダも指定することはできません。複数の番組を録画しても保存先は一つのフォルダとなります。
録音に失敗したら…
NHKの語学番組を毎日予約している場合で、電源を入れていなかったので録音できなかったなどの場合でも、再放送の予定があればその番組だけを単発で録音できます。
- 番組表から次の放送を表示
- 「録音」をクリック
- 録音名を入力(番組名など)
- 日付と時刻を確認して「OK」をクリック
このソフトの使い勝手
必要な番組が聴取・録音できればいいので他にはあまり試していませんが、特に不満、不都合はありません。
ただし、前項で記載したように番組ごとにフォルダを振り分けることはできないようので、そのあたりをさらに確認したうえで、さらに気が付いたことがあれば今後記事に追加していきたいと思います。
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特に学習を目的とした番組の場合は、本来はその放送時間に直接聴取するというのが大事であると思います。なぜなら目的は学習することであって録音することではないからです。
録音されているからいつでも聴けるなどと安心して、気が付いたら録音した番組が山のように溜まっていたというのでは本末転倒です。
ただ、録音した番組を手動で、あるいは自動的にOneDriveなどのクラウドに保存しておいて、通勤の途中や出先でスマホで聴取するなど工夫することで時間を有効に利用できると思います。
参考: 通常のラジオ放送を直接受信、録音するラジオサーバー
下の写真はラジオサーバーというもので、受信したラジオ番組を録音してデジタルデータで残すものです。USBメモリやパソコンに簡単に取り込みできるものです。
これは古いタイプで単身赴任中はとても活躍していましたが、冒頭に書いたように現在の自宅は難聴取地域のためほぼ使えないのは残念です。


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