お風呂の窓はある程度大きいほうが気持ちがいいかなと思って作ったのが失敗の始まりでした。
たしかに夏はこれでいいのですが…。

浴室内で風が吹く
でも冬はちょっと違いました。
浴槽に入っていていつも思ったのは、なぜか上から風が吹いてくるのです。
最初は天井の換気扇から風が逆流しているのだと思っていました。
よくよく観察してみると、風は換気扇のある天井からではなく、むしろ窓側に沿って冷気が降りてきているような感じなのでした。
そして窓の下側(昔流行った出窓形式なので平らな部分がある)にはいつも水が溜まっていたのです。
徐々に分かってきました。浴室内の空気が冷たい窓ガラス付近で急激に冷やされて下降し、同時に結露しているのでした。

シャワーだけの時でも浴室内がたちまち湯気で真っ白になります。湯気が立てば真っ白になるものだと漠然と思っていましたが、暖かい浴室ならそんなことは無いはずだと気が付きました。
冷たい空気に触れるから湯気になり、結露して水が溜まるのです。
窓に断熱材を貼る
マジックテープで取り外しができる
あまりお金を掛けられないので、よく耳にする梱包材のエアーキャップ「プチプチ」を浴室の窓に内側から貼ることにしました。
サイズを測り amazon で購入したのが下図のものです。
縁を両面テープで留めるようにしてあります。窓を開けるときは簡単に外せます。

一番近いサイズのものを選んだのですが、やはりピッタリというわけにはいかないので、はみ出し部分は折りたたみました。
エアーキャップに両面テープ付きのマジックテープを縫い付ければいいので、器用な方ならピッタリサイズのものが作れると思います。
窓枠にマジックテープを両面テープで貼る

このエアーキャップ、二重のシートにプチプチが挟まれた造りになっていました。
一般的に梱包材としてのエアーキャップはシートの片面だけにこのプチプチが付いているものですが、この製品はプチプチが二重のシートに挟まれるタイプのものでした。
プチプチが片面のものしか見たことがないので、今度ホームセンターで探してみます。
シートを留めていく

窓枠に貼ったマジックテープに合わせてシートを貼り付けていきます。
効果のほどは
もちろん断熱材を貼ったからといって暖かくなるわけではありません。発熱するものではありませんから。
しかし日没後に冷えた外気が窓を通じて浴室内を冷やすのはかなり緩和されそうです。
実際に以前のように上から冷気が降りてくる感じはほとんどなくなりました。
結露は多少ありますが、溜まるようなことは今のところありません。
天井の浴室暖房機は稼働率がさらに下がりそうです。
(おわり)