2024年12月6日、俳優の中山美穂さん(享年54歳)が自宅で亡くなっているのが発見されました。事件性はなく入浴中に起きた不慮の事故と発表されています。
ヒートショックによる事故は決して少なくない
実は入浴中の事故は意外に多く、2018年のデータでは交通事故による高齢者(65歳以上)の死亡者数が1,966人であったのに対し入浴中の死亡者数は4,900人だそうです(警察庁・消費者庁)。
そしてその多くは急激な温度差で起こるヒートショックによるものと言われています。
ユニットバスの暖房機を新替え
我が家のユニットバスの天井には新築時から浴室暖房機が付いていましたが、かなり古いこともあり、モヤモヤッとした温風は出るのですが、冬にシャワーのみを使うときははっきり言って寒い浴室でした。
そのため浴室暖房機の換装をDIYで行いました。


当初は以前、洗面・脱衣所に設置して好評だった同社のグラファイトヒーター式にする予定だったのですが、
- リモコンが浴室内で使うコードレスタイプなので使いにくいかも
- 価格が高めだったこと
などからこのセラミックヒータータイプに決定したのでした。
その代わり電圧は200Vタイプにしてパワーをアップしました。
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※ 楽天市場の広告は多くの機種が一覧に出るので、機種名をしっかり確認してください。

脱衣所に設置したグラファイトヒーターの威力を知っていたので浴室も同タイプ(下の広告)をと思っていたのですが、予算その他の事情により上図の機器にしました。
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ユニットの取り付け
サイズについてはあらかじめカタログで調べるとともに、実際にユニットバスの天井裏に上がり、取付穴のサイズもそのまま取り付けが可能であることを確認しました。
ただ、この製品は浴室の天井裏に入ることなく、下から設置できることを念頭に設計されているようです。
排気管との接続部分は前もって取り付け穴の縁に取り付けておき、本体を下から押し上げることでスリットにスライドして接続できるように設計されています。
その際接続部が見えないのでちょっと困難な点もありました。
本体はそれなりの重さもあるので、できれば二人で作業を行った方がいいでしょう(私はやむなく一人で行いましたが)。
パワーを考慮して電圧は200Vタイプに
配線は浴室暖房機専用のものなので、既存のものをそのまま使いました。
ただし暖房機の電圧が200Vなので、サーキットブレーカーは200Vのものに変更する必要があります。
電気工事は自分で行いましたが、分電盤内の作業内容については別の記事でご紹介しています。
使用してみての感想は
以前の機種は新築時にユニットバスに付いていたもので、必ずしも電圧が100Vタイプだからというわけでもないのですが、何となくもやもやっと暖かい空気が徐々に出てきて、本当に暖かくなるまでは時間を要していました。
この機種も温風を出すタイプなのですが、200V仕様の製品にしたのでパワーは十分でした。
立ってシャワーを浴びているときなど暖房機に近い頭部付近はかなり暑くなります。
「強・弱」の切り替えができるので、脱衣の前にスイッチを入れておけば「弱」でも十分暖かくなります。
それでも床は冷たいままなのですが、お湯をまくだけで解消するので問題ないでしょう。
(終わり)
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